遠藤めぐみ:安藤歯科クリニック

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安藤院長からの推薦

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遠藤めぐみも、卒業後、すぐに安藤歯科クリニックに入社。すでに15年目になるベテラン衛生士です。 殿城と同じく、主任衛生士ですが、自然に役割がちがっています。 遠藤の素晴らしいところは、何といっても「癒し系」の優しさ。 愛称は、「めぐちゃん」。 彼女の患者さんはみな、親しみをこめて、彼女の事をそう呼びます。

遠藤は、入社当時は、決してできるタイプではありませんでした。 それどころか、落ちこぼれの典型だったと思います。 あまりのミスの多さに、一度はやめてもらったこともあります。 それでも次の年に再度入社を希望し、次の年のDHたちと、ともに汗を流し、ついにはデキル部類に入った、不屈の闘志の持ち主です。 スタッフ間での役割も、「やさしいお姉さん」になってはいますが、苦労して今の知識とスキルを勝ち取っただけあって、仕事には決して妥協しません。

もともと、安藤歯科は全員の目が患者さんに向いており、「派閥」などは存在しません。

  1. すべては患者さんのために
  2. 仕事に全力投球
  3. お互いに思ったことは言う。貯めない

というのが、みなで作り上げてきた、安藤歯科の文化だからです。

しかし、その中でも、もっともそれを体現しているのが彼女と言えるでしょう。 とはいっても、本当にやさしく、彼女に救われた人がどれだけいることか。 安藤歯科の“良心”であり、“ほっとする”場所であり、苦労人であるだけに、若い人の苦しい気持ちを分かってくれる、素晴らしい先輩です。

また、技術に関して、誰よりも努力を重ねたのも彼女です。 できないのを知っていて、2ばいも3倍も努力を重ねるのです。 その気迫は、見ている私が見習うほどです。

その結果、彼女も予約が1カ月は取れない人気衛生士になりましたが、彼女のファンは“技術を求めてくる”、というよりも、遠藤に会いたくて来てくれている気がします。 技術もさることながら、「人柄で患者さんを惹きつける」すごさ。 「人間力」ですね。 それに加えて、安藤歯科全体の事を、つねに一番考えてくれている、私にとっては、「心を許せる家族」。

それが遠藤めぐみです。

安藤歯科クリニック

中野区,東中野,歯科医院,安藤歯科クリニック

安藤歯科クリニックオフィシャルサイト

TEL 03-3362-6480

〒164-0003
東京都中野区東中野4丁目6−2 和興東中野ビル 2F

月~金
10:00~13:00 / 14:30~20:00
土 ・ 日
10:00~13:00 / 14:30~18:00
休診日
毎週水曜・隔週土日・祝日

子供の頃の歯科体験

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私は幼児の頃からおやつ大好きで間食も多く虫歯が沢山ありました。 歯医者さんも大嫌いで、歯医者の椅子に座った途端に痛くなくても泣き叫ぶような子供でした。余りにもうるさかったので、歯医者の先生から坊ちゃん(男の子)と呼ばれていました。泣き叫ぶので、先生もさぞかし大変だったと思います。 その頃の治療は痛くて、痛くて、本当に嫌いでした。今でも泣いているお子さんを見ると思い出します。 また、予防という意識もなく、私の虫歯が進む前に歯医者さんにみてもらいましょうと、よく母に連れられて行きましたが、虫歯が無ければチェックだけで終わりでした。 私が当時通っていた病院は定期検診等も医院からはなく、歯医者と言ったら虫歯治療のみで痛いというイメージでした。

歯科衛生士になった理由

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私が歯科衛生士になりたいと思ったきっかけが3つあります。 はじめのきっかけは中学生の時に通っていた地元の歯医者さんで働かれていた歯科衛生士さんが、優しくて素敵な方で憧れたことです。

2つ目は祖父母が義歯(入れ歯)で、家族皆歯が弱く、私も虫歯だらけでしたので、小さい頃は年をとると皆、義歯になるものだと思っていました。 そんなことは無いのですが、間違いに気づいた時に、私が歯科衛生士になったら、歯で困っている家族に正確に状況を伝えられる。そして親孝行が何一つできていなかったので、少しでも家族の為になる職業につけたら嬉しいな。と思っていました。

3つ目は高校を卒業して歯科衛生士の学校に入学したものの、勉強が嫌いで大変で辞めたい!と思っていました。凄く身勝手で我がままでした。そんな時に先生方から励まされ、そして母親から喝を入れられました。当時自分に自信が全くなかったので、1つでも誇れるものをもちたい!歯科衛生士として自分の納得いくような仕事をしていきたい!と改めて決意したのを覚えています。

出身校での学び

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学校の授業や病院実習先でも学ぶことが沢山ありましたが、中でも私は自分の進路に不安を抱いていた時期でもあったので先生から「あなたみたいな性格の子に歯科衛生士になってもらいたい。歯科衛生士に向いてますよ!」 私の面談で、先生が母に言って下さいました。多分、何とか言葉を絞り出して言ってくださったのが目に浮かびます(笑)。この言葉を母から聞いた時に頑張ろう!と思えました。私の心に刻まれていて、今でも仕事の活力になっています。 そして友人達。今や皆、家庭を持ち、なかなか会えませんが、時にはお互い仕事の相談をして、連絡をとりあっています。大変心強い存在です。

現在所属の医院を選んだ理由

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大きく分けて3つあります。 1つ目はスタッフ皆仲が良いことです。仲が良いとは、社員さんもバイトさんも仕事に真剣に取り組み、より医院を良くするために、話し合い、大変な時はお互いに助け合える。そんな環境です。凄く恵まれた職場だと感じます。医院では以前から稀にお昼休みもとれないほど忙しい日もあります。ですがいつも活気があります。行動派、体育界系の方には特にお勧めです 。

2つ目は、アシスタント業務から担当衛生士制になるシステムの魅力です。新人の時に先生のアシスタントについて学んだこと。これは仕事で1番勉強になり自分のためになりました。安藤歯科クリニックでは仕事に妥協はないので、小さな事を徹底しています。私は元々ズボラな性格でしたので、一つ一つこなすのに泣き泣きで大変苦労をしました。患者さん方や先輩に沢山苦労かけました。そんな私が現在担当制で患者さんを診させていただけているのは、初めの教育を指導して頂いたお陰だと日々感じ感謝しています。

3つ目は福利厚生がしっかりしているところです。社員の事を考えてくれている先生だなと思いました。

患者とのコミュニケーションで心がけていること

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私は自分や家族がされたい診療を心がけています。ここは病院ですので良いところも悪いところも正直にお伝えするようにしています。 歯医者さんには、緊張や不安をもって来院される方が殆どなので、笑顔で対応し、傾聴し、患者さんが不安にならないような、心配りや、前もっての説明はできる限り徹底しています。 また、診療していて日々感じる事は、患者さんは、自身の口腔内の状態を殆ど知りません。歯磨きが出来ていないことを殆どの方は知りません。例えば虫歯があり治療する等は分かるでしょうが、細菌がいてプラークが付き歯肉炎になっている。とか、自分が歯周病になっている事を知らない方が多いのです。またその原因であるプラークが炎症や虫歯を引き起こしていて、ご自身で安定させられる。までを、初診で気づいている方は極僅かです。 気づいて頂きお口の中の環境や生活習慣、食習慣も含めて改善していただくまでを意識していただき、 伝えて結果を残し次につなげることでコミュニケーションが維持されているのかと感じています。 また、私たちがコミュニケーションを維持していく上で具体的に行っていることを挙げていくと、例えばこのような事があります。

1、診療前

  • 予約の事前確認電話 ・・・以前は担当歯科衛生士が各自で行っていましたが、現在は受付で行っています。 月のキャンセル率が12%以上あったものが5%以下になりました。

2、診療中

  • 初診挨拶時に名刺をお渡しする ・・・患者さんへの自己紹介として使用しますが、医院アドレスを書いているので、患者さんからのご質問もいつでもメールでも電話でも受け付けております等使用しています。
  • 前回の質問はないか?本日まで何かおきてないか症状の確認
  • 本日の診療時間や診療内容の確認 ・・・患者さんの時間は大切な時間です。医療なので止む無くお待たせする場合は、分かった時点で患者さんに何分位遅れている事をお伝え致します。毎回時間、本日の内容と次回の内容の確認をしています
  • 診療内容はお伝えするだけでなく、鏡で実際に見ていただいたり、口腔内カメラを用いてのご説明
  • 症状にあったブラシの提案 ・・・例えばプラークの付きやすさや、プラークの軟度や、歯茎の状態、等等患者さんの口腔内環境に合わせて提案していきます
  • 本日の診療内容に、ご質問ないか確認 ・・・診療を出来る限り5分~10分前に終えて必ずご質問は無いか確認いたします
  • 患者さんの近状をサブカルテに記入 ・・・“患者さんのアクセサリーが可愛かった”とか“お孫さんのお話を楽しそうにされていました”とか極力細かくサブカルテに記入して、スタッフ間で共有しています。 また今日の内容は患者さんに伝わりづらかったかも?等など、気になった情報は全てサブカルテに書き、次回の診療で再度確認しています。

3、診療後

  • 口腔内写真のお手紙 ・・・初診で口腔内写真を撮影したら、通常は来院2回目に写真を見て状況をお話しし、用紙をお渡ししています。時にはレントゲンに記入をしてお渡し致します。
  • 検診葉書 ・・・担当の歯科衛生士によりイラストレーターで作成したり、手書きの検診葉書でしたり、工夫して毎月だしています 。葉書を出ししてから3ヵ月以内に来られる方の検診率は85%~90%です。
  • 中断葉書 ・・・次回の予約が電話待ちになり、予約を取られない方には、後程受付スタッフと担当Dr、DHと相談して、場合によっては患者さんにこちらから連絡したり、中断の葉書をお送りして流れないようにしています。例えばカルテにも“○月はお忙しいとの事なので、○月に葉書を出します”や、“出しました”と記入しています。
  • 医院内個人ニュースレター ・・・昔は医院全体の新聞を業者さんに頼んでいました。その後1年ほど、医院スタッフ全員がニュースレターを作成し、現在は医院の商品の説明や、噛む料理をA4サイズで簡単ではありますが月1発行しています
  • 外科をされた方や、心配そうな方にはご連絡 ・・・インプラントをされた方や、受付で質問されていた方等、担当者と状況を確認してご連絡しています。 上記は毎回ではありませんが、私達が日々の診療で行っている内容です。 また、小児歯科の診療においてはできる限り特に初めはご両親に診療内容を見てもらい、安心していただくようにしています。また診療に参加されないご両親の場合は直接お伝えするか、当日にご連絡をするか、お手紙を書いて郵送しておりた引き継ぐ場合など、周りのスタッフに相談してすすめます。

メンテナンス内容

主に 約50分~60分 口腔内写真(約1年に1回)、パントモ、デンタル撮影(1~2年に1回)、プロービング、出血の有無、動揺の確認、打診痛の確認、知覚過敏の有無、フレミタスチェック、オクルーザーにて咬み合わせの左右のバランスチェック、虫歯の有無、TBI、スケーリング、Dr.へ確認 これらを、直接手鏡を見ながらご説明し、歯周組織や虫歯の説明は紙媒体も使用しております。

スキルアップのために心がけていること

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診療において、必ず自分が前回に診療した内容(TBIや除石)を見直し、歯石の取り残しは無いか?そして改善されているか?を確認いたします。万が一改善されてない場合、歯石の取り残しやプラークコントロールされていない場合は患者さんにも再度行う必要性をお伝えして、チェックしてから、本日の内容にうつります。 難度な場合は再度D..rや他のDHからもアドバイスをもらいます。 そして外部のセミナーへも日程や条件があえば進んで参加しています。

道具の手入れ方法

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主にLM-DENTALの11、12、13、14を好んで使用しています。 アーカンサスストーン砥石とシャープニングオイル、NEIVERT WHITTLERを使っております。 研いだ後にアルコールワッテで拭いて、滅菌パックに入れ、高圧蒸気滅菌しています。 超音波スケーラーはバリオスを使用中です。

3年後の自分は

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私は歯科衛生士の仕事が好きなので、できるだけ歯科の現場で働けたら嬉しいです。 また今は忙しくてなかなかデーターが残せていないのが現実です。口腔内写真を検診ごとに撮影して患者さんを長期で見て、資料を残し、患者さんに直接伝え、後輩の歯科衛生士にも伝えていくなど情報を共有し残していきたいと思います。 そして現在毎月の検診患者さんが約60人、P処を含め合計毎月約190人診ているので、検診患者さんだけで毎月120人は診れるようになることが目標です。

歯科衛生士を生涯続けますか

続けると思います。 将来家庭を持ち、家族の協力を得て、働けたらと思います 。そして未だ具体的には描けていませんが、介護の現場の勉強をしたいと思っているので、将来は介護の現場でも患者さんを診て社会に貢献できればと思っております。

職場選びのポイント

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私は長く働ける職場を重視しているので、1番優先しているのはスタッフ同士の人間関係の良さです。 第一印象も大切にしていて“その医院で働きたいと思うか? その医院のスタッフと働きたいと思うか?”  をモットーにしています。 相手の想いがあってこそではありますが、長く働く職場となると、私の優先はそこなのです。 また、その他具体的に挙げていくと

  • スタッフさんが笑顔か?
  • 学の方への対応は良いか?
  • 院長先生のイメージ
  • 医院に通われている患者さんの年代や感じは?
  • 家庭をもち、出産した場合復帰できるのか?
  • 駅から近い
  • 診療時間
  • 医院の1日の流れ
  • 福利厚生がしっかりしているのか?

挙げればキリがありません。なので、例えば譲れない事を書いて挙げていき、絶対に譲れないとい事が自分のポイントなのではないかと思います。

お勧め歯ブラシ

私が好きなのは、プリニアスリム、ルシェロ、ピセラ、システマ です 。 プリニア・・・以前全ての音波ブラシを医院で購入し、スタッフと使い患者さんにあったものをと選んだ時に、コスト、使いやすさ、プラーク除去率、をみてバランスのとれている音波ブラシがプリニアでした。医院のスタッフで評判の良かった音波ブラシです。なので、音波ブラシをご紹介するさいに、症状に合う方にはプリニアをお勧めしております。 ピセラ・・・このブラシも以前歯科衛生士同士で染色し、一番プラークが取れ、歯茎への負担も少なく、先が細くコンパクトなので、奥歯まで届きやすいという点から、特に女性の患者さんにご紹介しております。患者さんからも奥歯までよく届いて磨きやすいと、まとめ買いされる方も多い商品です。またルシェロはピセラよりもサイズが大きい為、男性の患者さんへご紹介する事が多いブラシです。

システマ・・・システマは主に歯周病の方や隣接面や縁下プラークの清掃不良のかたにご紹介しております。間によく入り気持ちも良く市販でも売られているので大変好評です。

愛読書・雑誌

日本歯科医師会雑誌、月間保険連、Dr.Hiroの超明解ペリオドントロジー、カリオロジー、ペリオロジー

これからの歯科衛生士の働き方

岡島亜紗美診療の流れ 031

皆それぞれ求める事は違うので、私は自分がどうしたいか?だと思います。自分から働きやすい環境を作っていけたらとは思いますが、それには家族や職場スタッフの協力なくしてできません。 個人の力では限界があります。 女性が子供を産んだあとの社会復帰しやすい環境が整うと、歯科衛生士の活躍できる場がふえるのではないかと思います。 女性は結婚よりも、出産や育児が仕事を続けていく上での大きな壁だと思います。 私はそれらを未だ経験していませんが自分がその立場になったら、と考えると歯科界ももう少し、女性に優しい社会になると凄く嬉しいな。と、未来に期待してしまいます。

また、女性に優しい職場とは・・・考えると、例えば託児所があること、時間に融通が利くこと、育児休暇があること、職場復帰しやすい環境であること、等などですが、安藤歯科クリニックのスタッフに聞いたところ1番ありがたい!と思うことは“思いやり”ということでした。

例えば、出産は安定期に入っても、体調は良いものの、眠気に襲われることが度々あるようです。朝も辛いようです。 他にも沢山体調や身体の変化があります。 ですから温かい気持ちで“自分のペースでたまに休憩をとっても大丈夫だよ!”という、院長先生やスタッフの協力、そして思いやりがあるような医院を当医院のスタッフは求めているようでした。 私もそういう医院は何処よりも素晴らしいな!と思います。そして、それは院長先生と長く働かれているスタッフやが発信していく必要があると私は思います。 先ずは今働かれているスタッフさんを見て、頼れる、そして志の高いスタッフさんなのであれば、目の前のスタッフさんから教育して、長く働ける職場へと築きあげていけるような医院さんが沢山できれば優秀な歯科衛生士さんも増えるでしょうし。何より患者さんの為になることではと考えています。

1人の歯科衛生士さんを長く育てることのできる医院さんは個人的には素晴らしいなと思います。