青木恵美子:医療法人ハッピースマイル いいやま歯科医院

飯山院長からの推薦

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「青木さん、どうしてそんなに、衛生士のレベルが上がったの?」

このように感じ始めたのは、今から5年ほど前。今では、当医院の他の歯科衛生士の目標が、「青木さんに近づくこと、青木さんになること」という言葉には、嬉しさを超えて頼もしさの限りです。

当医院に勤務して、8年目、当初の歯科衛生士としての青木さんは、“どこにでもいる歯科衛生士”。

失礼であることは十分理解していますが、率直な感想です。

どうしてだろう?今となっては、いいやま歯科医院になくてはならない存在ですし、胸を張って歯科衛生士を指導する、あるいは目標対象となったと言えます。

歯科衛生士の仕事は、とても楽しく、やりがいがあると青木さんは言います。

“どこにでもいる歯科衛生士” から “目標とすべき歯科衛生士”へ

彼女と接することで、仕事の楽しさ、充実感を教わってください。決して損はさせませんし、必ず皆さんの歯科従事者としての未来を味わうことができると思います。

医療法人ハッピースマイル いいやま歯科医院

草加 歯科|医療法人ハッピースマイル いいやま歯科医院

医療法人ハッピースマイル いいやま歯科医院オフィシャルサイト

TEL 048-932-7777

〒340-0006
埼玉県草加市八幡町765-2

最寄駅:東武鉄道伊勢崎線 新田駅

診療時間:09:30~13:30/15:00~19:00

休診日:木曜日・祝日

母(歯科助手)の背中を見て歯科衛生士に

DSC_2791.jpg歯科助手だった母が、小さなころ休診日の医院へ連れて行ってくれたんです。 そこでガランとした院内を見て、興味を持ったことを覚えています。 自宅にも歯科助手のマニュアルがあって、写真を見ながらなぜかワクワクしたことを覚えています。

中学生になった時には漠然と歯科業界に入りたいと母に相談をしました。 母は「それなら資格職の歯科衛生士がいい」とすすめてくれました。

高校に入った時にはもう明確に歯科衛生士を目指していましたね。 実はうち(いいやま歯科医院)には母娘二代の歯科医療従事者が多いんですよ。



歯科衛生士学校では座学よりも実践の授業

歯科衛生士学校は、仲の良い友達もいて毎日とても楽しかったです。 どちらかというと、座学よりも実践の授業、それも現場を知れる内容の方が 強い興味を持ちました。

学ぶという事に関して、歯科衛生士という仕事を実はそれほど理解せずに入学していたので 歯ブラシ指導や先生のアシスタントなど「こんなことまでするんだ」と思いながら 学校に通っていました。

思い出は、インターンで行った初めての歯ブラシ指導は中東の外国人の方で、 身振り手振りで指導した事が良い思い出です(笑)

やはり、実践の方が学べることがとても多かったです。 一番の勉強は実際の現場先輩を見る事でしたね。

学校には半年で脱落する人間もいましたし、大学入試に失敗して就職しない で足かけになっている人もいました。 でも私は早く国家試験に受かって早く実践の場に行きたいと思っていました。



卒業後、最初の歯科医院へ就職

最初の医院は3年くらい勤務しました。

卒業前に就職活動をしてしまう事に違和感を覚えて、なかなか就職活動を しなかったので、学校から強いプッシュがあり紹介という事である歯科医院へ 就職しました。

スパルタな医院で、結婚するまでにまるでお手伝いさんのような花嫁修行的な 事まで習いました。当時は大変でしたが、今ではよい勉強だったと思います(笑)

その医院の院長ともすごく仲が良かったので、メリハリが付かずに患者から「お友達」と 思われたこともあったみたいで、「失敗したなぁ」と思います。 私も若かったからだと思うのですが、院長を「院長」として立ててあげられなかったと 今では思います。

私は患者さんとのお話が好きなので、積極的に患者さんのお悩みを聞く事が出来たこともあって 「あなたがいてよかったわ」なんて言ってもらえる事が嬉しかったです。 どんどんお話をして、いつもニコニコする事を心がけて患者さんに相談して もらえるように心がけていました。

新卒の方がよくやりがちなのですが、「Yes,No」のどちらかしか答えがないような 質問しか出来ないようではだめですよね。でも新人の時は「痛いですか?」くらいしか いないと思うんですよ。でもたくさん話をして「相談したくなるように」うまく誘導をする 「聞き上手」でないと、なかなかうまくいかないですね。

新人衛生士には技術云々の前に、患者さんに対して「聞き上手になる事」を覚えていて欲しいです(笑)

技術は先輩から学んでいましたが、特に育成マニュアルのようなものがあったわけでは ありませんので「見て覚える」という実践方式でした。 どうしてもわからない事はお昼休みに先輩をつかまえて教えてもらっていましたね(笑)



結婚を機に、別の歯科医院へ転職

今思えば、最初の医院では何も出来てなかったんですよね。 自分では何でも出来るつもりだったんですが、こちらの医院の院長先生に 「そんなの当たり前だよ」と言われていろんなことを学びましたね。

インプラントのオペに立ち会わせていただいたのもこの時ですね。 院長が外科的な処置を得意としていらっしゃったので、外科処置のアシスタントワークは かなり勉強になりました。

かなり患者数が多い医院でしたのでユニットごとに担当衛生士が配属されている ような形でした。そこで、担当患者を持って定期健診、メンテナンス行いました。

何度指導してもブラッシングがうまくできなかった患者がようやく上手にブラッシングできるように なった時に、嬉しさのあまり泣いて帰られた事をとても強く覚えています。

先輩がおらず分からなかったので、院長に質問したりしましたが、衛生士分野はわからないと 言われて初めてセミナーに参加しました。 当時は若かったので休日にセミナーに行くのが嫌でしたね(笑)

当時は、どの患者にも同じことばかり言って指導していたように思います。 その人その人にあった話し方は出来ていなかったですね。 日々の生活や仕事に追われて、当時はあまり歯科衛生士を楽しめていなかったかもしれません。

理想とする衛生士のビジョンは今から思えば、いいやま歯科に入ってから初めて持てるようになった気がしますね。



自由診療ベースの歯科医院へ転職

次に就職した歯科医院はユニットも2つしかなくて、自由診療をメインにしていました。

それまでの医院後は真逆で自費の患者さんを相手に接遇を学びました。 患者さんによって有線の曲を変えたり話し方を気をつけたりしましたね。

先生がアメリカに定期的に行って学んでくる方で、私にも年齢関係なく勉強は必要だと言ってくれて セミナーへも積極的に参加させてくれました。

患者数が多くない医院でしたので、ゆっくりと接遇や私自身の知識を広げる機会になりました。



人間関係に悩みながら試行錯誤

次に勤務したところは思った以上に古い医院で、歯科衛生士はいなくて助手と技工士がいるという体制でした。 資格職の歯科衛生士が来たという事で、結構目の敵にされましたね(笑)

歯科衛生士の存在がないまま業務の流れが出来上がっている状態で、 院長以外はあまり望まれないまま飛び込んでいったわけですが、歯科衛生士が 活躍出来る土壌がありませんでしたね。

人間関係と歯科衛生士業務について悩みながら、この後いいやま歯科医院と出会う事になります。

いいやま歯科に出会って体験入社から驚きの連続

最初に面接をしていただいた時、はじめて院長ではなくスタッフさんに面接をしていただいたんです。 いいやま歯科では体験で参加してもらってから採用について決められるような流れになっているんですが、 最初から「私は今まで何をしていたんだ」と思うような驚きがありましたね。

「元気よく挨拶ができる」という今では当たり前の事ですが今までの歯科医院はどこかシーンと 静かな感じだったので当時はとても驚きました。

今までの医院では患者さんとの会話を煙たがるところもありましたが、いいやま歯科では「どんどん話して!」 と真逆の考え方で私がやりたかった事をそのままやらせてもらえる環境でした。

さらに驚いたことが、ちょっとしたトラブルがあった時に院長自らスタッフを連れて全員で深々と 頭を下げている姿を見て「こんな医院は見たことがない。患者第一だからこんなことができるんだ。」と 思いました。

体験が終わった後に院長から「どう?」と聞かれて正直、当時は自信がなかったですね。 最初は一か月くらい働いてから…とも思ったんですが、結局そのまま決めてしまいました。

体験の時に、歯科衛生士が待合室の患者のところまで行って、その日の治療を説明している 所を見たんです。二日間しかなかったのですべてを見れたとは思えないんですが、どのユニットでも ちゃんとした会話があって、しっかりとした治療があったんです。すごい歯科医院なんだなって 思いました。



飯山院長から「君の今まではすべて忘れてください」

DSC_2553.jpg最初に院長に言われた言葉が「君の今まではすべて忘れてください」でした。 ちゃんと患者を持たせてもらえる前に、時間外に院長が自ら歯科衛生士の業務を 全て教えてくれたんです。

私はそれまで、自分の知識を患者さんに言い方は良くないですが押し付けるような ところがあったと思うんです。院長先生は「たとえ出来ていなくても、まずは褒める」そこから お話をうまく進めていくような、とても基本的な事から教えていただきました。

院長はものすごく基本的な事から技術的な事まで時間外にすべてご自身で 教えてくれました。



いいやま歯科医院で今度は「教える立場」に

教える側になってわかることは、教えられる側のモチベーションが何よりも大切だという事です。 今、教えている新人二人はものすごくモチベーションが高くて、毎日診療後に質問をしに来ます。

技術は教えられますけれど、やる気は教えられないのでやる気から教えていくと本当に大変だと思います(笑) やる気を教えるのは本当に難しいですがいいやま歯科のコンセプトである「For you」の気持ちを大切に 伝えています。

院長もここをかなり重要視しているようです。 きっと院長からしてみたら「技術なんてどうせ誰ももってないからやる気だけ持ってきて」という事 なのかもしれませんね(笑)



新人の頃の私に伝えたい事

DSC_2658.jpg当時、実は看護師よりも歯科衛生士は落ちる(グレードが低い職種)だと思っていました。 でも、今は逆だと思っています。看護師は病気になった人をケアしいますけれど歯科衛生士は 病気にさせない仕事です。

アクティブに健康を維持してもらう仕事はとても少ないと思いますし、歯科衛生士が健康な人を たくさん生み出せば医療費が下がって最終的にはものすごく大きな社会貢献になると思うんです。



グッバイペリオで活躍中

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私は今グッバイペリオ(http://perio.tuftclub.jp/)という団体の活動を行っています。 歯科衛生士に出来る社会貢献を世の中に知ってもらおうと医院の診療とは別に個人的に行っています。 もちろん院長やスタッフのみんなは応援してくれますし、今教えている新人たちは早く本当の 歯科衛生士になってこのグッバイぺリオに参加したいと言ってくれています。

実際には就職した医院のレベルに限られた学びしかなく、運の良い人しかいいやま歯科のような学びの場に 参加できません。歯科医師にはスタディグループがあるが歯科衛生士はセミナーが一つのきっかけになるので 積極的に参加してその医院だけの枠にとらわれないようにして欲しいですね。

それと先輩衛生士がセミナーに行かないと、後輩は絶対に行かないと思います(笑)

どのジャンルの年代も勉強が必要ですので、だからこそ先輩が積極的にセミナーなどに参加しているような 環境が必要だと思います。



私のようになりたいと思う歯科衛生士を育てたい

DSCF0035.JPG患者さんにいかに健康を伝えていくかという点で、まだまだ私自身も納得いくレベルになっていません。

私自身が活き活きと歯科衛生士業務を楽しめる姿を見せて、目標になってもらえるようにがんばっていきたいです。

理想は、「青木さんのようになりたい」と思ってもらえるようになりたいですね。